実は日曜日文庫3冊、まるまる読んじゃいました。^^; もう、目が走るはしるぅ~~~~~~~~~~って感じで。出かける用事があって待ち時間が3時間ほどありまして、その合間と、帰宅してからの寝る前の時間に・・・。
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お薦め3作品
【三度目のキス】 火崎勇(著) Illustration shoko takaku (高久尚子さん)
これまた、お話にぴったりなかわいいイラストです ♪
表紙とともに、中の一ページめのイラストがすごくかわいいんですよっ
小学生の頃からいつもつるんでた 今村章吾と貴家太一(さすがたいち)のほのぼの、メルヘンチック ラヴストーリー ★。、:*:。.:*:・'~~ ☆
昔の古傷から "恋愛は鬼門"とする シナリオライターの 貴家太一(さすがたいち)は、そうなんです、恋に臆病な男。
章吾よりも一見、何事も優位にたつと自認していた太一でしたが、小学生の頃からその実、章吾のほうが精神的に大人だったのでは?と今ではそう思っている太一。 寒々とした家庭環境にいてほんとうは淋しくてたまらなかった自分を、とても暖かい家庭と家族に恵まれてはいたのに、全身で太一の寂しさを理解し、受け止めてくれていた何よりも誰よりも大切な章吾を失った日から・・・・誰も好きにはなれなくなってしまった太一でしたが・・・・。
"輪廻転生"をモチーフにしたお話で、心温まる物語でした。
人間というものの、本質をしっかりと捉えた作品ですごくよかったです。
【彼氏の彼】 火崎勇(著)
ひゃぁ~~~~~~~~~~っこれがまた、、すごいお話でしたわ。
いわゆる攻めキャラがセオリー通りの、野生的で強引な男、佐枝。
は、沈着冷静で常識を200%わきまえた伊丹の会社でできた友人小野の恋人。
友達の彼氏(佐枝)にどこまでも迫られ、とにかく逃げまくる伊丹の攻防戦はいかに?
ほんとうは 紹介された時点で、好きになりかけるほどタイプな男、佐枝のこと、 友情をとって伊丹はあきらめようとします。 でもこういう今時めずらしい性格にますます惚れこむ佐枝は。
最終的には佐枝と伊丹はまとまりますが、そのまとまるまでの過程がすごくおもしろいですし、友達の小田に佐枝がどういう言葉で別れを告げたのか?伊丹が告白したのか? 小野の反応は?この辺が読み応えありました。
その後 振られて落ち込んでいたはずの 小野に新しい展開が待ち受けているのですが、またまた この辺が丁寧に描かれていて、読み応えありましたね。
佐枝と伊丹の力関係もおもしろいものが。
【キープハート】 火崎勇(著)
兄の友人 瀧沢終生と 7~8歳年下のかわいいキャラ萩原奏とのお話。
ちょっと キャラが暗い性格の設定になっていて、いじめみたいなのも少し入っていて、華やかな?おきまりのBoy's Loveものとは少し、違ってますが、人間(の根っこのようなもの)が描かれています。
瀧沢がやけにきれいな美貌の男キャラとして描かれていて、このお話のキーパーソンですね。
最後に果たして、気持ちを伝えるのは(告白するのは)瀧沢か?奏(かなで)なのか?
たぶん著作権に触れると思うので・・中の絵はupできないのですが。