■ アウトソーシング - outsourcing の定義
*社外から生産に必要な部品・製品を調達したり、業務の一部を一括して他企業に請け負わせる経営手法
*社内の業務を外部の専門会社に委託すること
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衝撃的な企業の現場
昨日、何気に見ていたのですが。
かなり、ショックを受けています。
ある企業が、製造だけではなく、人事や経理、そして総務の仕事までも、すべからくマニュアル化して、賃金の格段に安い中国の労働力に移行させてゆく姿を映し出していました。
もう既に稼動している中国の事務所では、オペレーターたちがOA機器の前に座り、顧客から掛かってくる電話等に対応していました。
その中のひとりがインタビューに日本語で答えるのを聞きましたが・・・・
もうもう・・・びっくりしました。 その 語学力のレベルの高さに。
ネイティブとほとんど変わらない日本語。
戦争の影響で日本により植民地化されていた大連では日本語の普及が著しく、日本語学校のレベルが高いのだそうです。 彼女の会話を聞いて、なるほど・・・とその事実を納得させられました。
製造現場をはじめ、ほとんどの部署が賃金の削減化で大きな利益増をという名の下に、どんどん外国の労働力を導入。 リストラはしない・・という会社。
けれど、現実は厳しい。
仕事のない身で、会社に残れますか?
会社は仕事は自分で模索して考えて、作れ・・と云う。
確かに、賃金が日本人の5分のⅠで済むという現実を目の当たりにすれば、日本人にこのままの形で賃金を払い続けることは企業にとって大きな損失をもたらせている感は、ぬぐえきれないでしょう。
けれど、、、 何か 釈然としないものを感じるのです。
このまま、いけば、今でも若者の職離れが進んでいて、ニートが増え続けている今、ここにきて、中間年齢層及び、ちょっと上の高年齢層(定年前)等の仕事のない状態(リストラ化)が進むとなると。
日本の若者の未来も、今までせっせと経済成長の一端を担ってきた人たちの未来も、危うい!
日本の企業が日本人を雇用しなくて、誰がする?
日本の国民は路頭に迷い・・どこに行けと?
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