【高校生になってトラウマから解放された!】
関連した前のおはなし1
(おはなし)
星夜灯子 (せいやとうこ)=やっぱり負けた14才=
そして = 15才の初体験 =
何故? " トラウマ "なのか・・・!
次の学年になった時、強く感じたのだった。
ちょっと"いいなぁ~"と、ときめいた相手がいたのだけれど、
やはり緊張して話せなかった。
それで、なんとなく、トラウマを感じた
しかし、好意を持った相手と楽しんで話すことができないなんて、
しかもまだ、やっと中学2年になったばかりだというのに、
それはそれは、切ないものだ。
もしも、一年の時のことがなければ・・・私は異性に対して構えてしまう
ことも、まだもう少し先になるまで、なかったのではないだろうか。
それとも、一年の時のきっかけは、やはりただのきっかけで
異性を多分に意識するという行為は、同じように同じ時期にやってきたの
だろうか?
続き・・・
逆に好きな相手と楽しくリラックスして話せる環境が
ずっと続いていたとしたら、それは自信に繋がり、次の更なる
好意を寄せる異性に対しても楽しく接することができたのでは?
という風にも考えられるけれど。
そして、3年になった時、またもや気になるのにとてもその子の
前では緊張し過ぎて、自分を出せないという事態に陥り、改めて "トラウマ"
を感じたのだった。
高校時代は、どうだったろうか!
記憶の糸を手繰り寄せてみようか。
好きな子はできたけれど、相手の性格もあって緊張せず
話せていたように思う。 結構第三者の力っていうか、状況の
影響も大きいかな。
はじめから、親しい女友達と一緒になって好きな子やその子と
仲のよい男子も交えて親しくなったこともあって、まったくトラウマを
持つ私でも緊張を感じさせない雰囲気があったから。
要は、親しくしていても、揶揄われない雰囲気。
誰しも大なり小なりそうだと思うけれど、 揶揄われるかもしれないと
思うと、ついつい その場の会話を楽しむ前に構えてしまうはずだから。
高校一年は そんなふうに伸びやかに過ごして楽しい1年間だった。
わたしたちの高校では、帰りにカップルになって帰るのが流行っていて、
いつか私もちょっぴり気になる子と一緒に帰れる日を夢見る
夢子ちゃんだった。 (笑)
もうどういう経緯でかは記憶が抜け落ちてしまっていて、今となっては
定かではないのだけれど。
そのあと、前から憧れていた"男子と一緒にカップルで帰る"という経験を
した。
たぶん、わたしから申し込んだのではないから、あちらから何かちょっとした
意思表示があって、友達を仲介して、そのようになったではなかったかと
記憶している。 しかし、、この記憶は曖昧だ。^^;l
一度目は、 "カップルで帰る"ことに感激して、うれしかった。
二度目には、"でも、一緒に帰るようになった同級生は自分の一番好きでは
ない相手"であることに、今更ながらに気付きなにやら落ちこんだ。
そして三度目はなかった。^^;爆
この頃、好きだった子とは、授業の合間とかにちょこちょこ気兼ねなく
話せる関係だったので、告白してとかそういうことはせず、終わってしまった
けれど、"トラウマ"を持ってしまった私には、こういう風に、普通に好きな子と
気兼ねなく話せることが大切だったので、後悔はなかった。
欲を言えば、もっと親しくなれればよかったかな、とも思うけれど。
わたしはこんな風なちょっとシャイで、同性から負荷を掛けられると
たちまち凹んでしまうヘタレで、でもメンツによっては同性異性たがわず
自分をいっぱい出して楽しく友達と交流できるそんな女の子だった。