月村 奎さんの【ビター・スイート・レシシピ】
==裏表紙の説明書きより=
一年近くひきこもりを続ける健太。亡き祖母の住居兼店舗で、現実逃避にレース編みをしてひとり、暮らしている。そこへある日、宇佐見という男が訪ねてきた。長くシャッターを降ろしたきりのこの店で、焼菓子専門店を開きたいというのだ。店を貸すことになった健太は、夢と希望に満ちた宇佐見のペースに巻き込まれるうち、彼に惹かれている自分に気付き…?ほんのり苦くてほんのり甘い、ラブ・アソートメント。 ==
こちらの作品にもいましたよいましたよっ、鬼のようなキャラが。
ひきこもりの弟を常に罵倒する兄。
そしてその対極にいるのが 、宇佐見ってことになるのでしょうね。
めちゃくちゃ やさしくて素敵な人(男性)なんですよね。
(生の人間でこんなにやさしい人は絶対いないと思うんだけど)
これ以上望めないくらい、上玉キャラです。 上玉ってなんだかいいニュアンスに響かない
単語ですね。 笑)
もといっ・・・これ以上望めないくらい癒し系キャラです。 ♪
ちょっとここで私的書き込みになりますが、
あんまりハンサムで癒してくれる性格を持つ素敵な人だと
結婚するのが怖くないですか?
日々徐々に怠惰になることを止められない自分としては(緊張感持って生きるのが苦手なのだ)こんな人に嫌われる日がもし訪れたら・・・あぁぁぁ 立ち直れないもの。(涙)
最近 当然あって然るべきと捉えられているような形式の結婚制度に
疑問持ちまくりぃ~な・・我(わたくしめ)です。
BLの世界ってまずそこにいるのは基本ふたり。
子供はいないわけです。
・・となると甘ぁ~いふたりだけの世界も、続いていきやすいってもんで。
大抵の場合、お互いに仕事をもっていて経済的にフィフティフィフティの場合が
多いはず。なので、気持ちがなくなって別れる時も別れにくい足枷が少なく、
そして、だからこそ、対等的な関係をより結びやすく。
また、恋愛感情を継続させてゆくに辺り、男女間の恋愛よりも長引かせやすい
環境なのでは?
ところで木原音瀬さんが"脱がない男"の中で [恋愛は人生のパーティーなのよ]
とかなんとか、書いてある一節があるのですが。
もうパーティーに行けないわたしは、小説の中のパーティーに参加しているのね・・
なんて妙に納得・・。 大笑) ・・となるとすごいわっ・・
ほとんど3日と云わず パーティー三昧な贅沢な暮らしかもかも。ほほほっ。
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