【グレード3】
こちらの作品も読み手を惹きつける吸引力はなかなかのもので、
ばばっと読んじゃいましたね。
メインキャラは珍しく、女性武道家です。
夜の街に繰り出していた女の子たちが、かっこよい外国の青年に
声を掛けられ(これぞ・・ナンパ?)夜の街に消えてゆく・・・
そして日常に戻ることはなく。
現実にでもありそな話ではありますよね。
夜の街にフラフラと出て行くって、そんなに家が楽しくないのか?
という疑問を思わず投げかけそうになります。
団欒のない家庭が増えているのか?
以前ニュースで最近はぷち家出する少女が増えているらしく。
何日か家に寄り付かなくとも探しもしない・・というこれもひどい親たち。
そうなると本当に事件に巻き込まれたとき、捜査を始めるのが
遅くなりますよね。 なにせ親が少々子供が家を空けてても
捜索願を出さないのですから。
10代の頃より外出がきらいで、というか動くことが煩わしいだけにしか
思えない超ぅダルダル性格のわたくしの場合、夜な夜な街を徘徊するなんて
とんでもないっ。 だる過ぎっ。 (。>_<。) ←こんなわたしが異常なのか?
いえいえっ、 わたしのことはともかく、かっこいいお兄さんに甘い言葉で
誘われてついていったその後、彼女たちはどこへ消えたのか?
という疑問詞を投げられ・・・「どんなふうな目に遭ってるの?」と
せかされるようにどんどん読み進めたくなります。
ふたつくらいしか思いつきませんでしたけれど。
どっちに転んでも非常に痛い未来しかありませんけれどね。
はっきり云いましょう。 わたしもそりぁ かっこいい男の人は好きです。 爆)
でもね、なんにでも順序ってモンがあってですね、まず(無料)ただより怖いものは
ないってことと、一度会っただけのしかも男前ときちゃぁ・・あれですよ、
誑しで当たり前くらいのこと理解しとかないとですね。 笑)
暖かい心の交流なんて、ある程度時間をかけて育てていくものですから
勉強しなさい・・と頭に知識ばかり入れることに熱心になるのではなくて
人として、どうやって孤独と向き合い、どうやって心の絆を他者と紡いで
いくか・・そんなことを子供達に伝えることが大事なんじゃないかな。
しかしながら、今回騙された女の子はまじめな子だったんですよね。
ただ、あまりにも巧妙な手口でやられてしまいます。
心の隙を狙われてしまったんですね。
今回のメインキャラの女性はなかなかな 男前振りでした。
★~☆
Click、よろしくお願いします。★~'☆
BOOK 記事
パリ郊外で中国拳法を操る暴漢から、東洋人の女を救った空手家荒木鉄也。が、女は瀕死の重傷を負い、二人の子供を遺したまま事切れた。「この子たちをロスの父親のもとに!」今わの際の哀願に、荒木はフランス脱出を試みるが、空路・陸路共に台湾マフィアの魔手が…。なぜ子供たちは狙われるのか?やがて浮上した謎の麻薬組織とは?“闇の狼”荒木の血の決死行!
これもですね、話が一転二転してですね、、どっち?どっちがほんとうの
子供達の味方なのぉ~っ 状態。途中でこちらの作品も、大どんでん返しが
ありまして。
最後まで気が抜けませんでしたねぇ~。
面白かったですよ。
しかし、たまたま助けてあげたことからとんでもない状況に
巻き込まれてゆくのですが、普通・・投げ出すよねえ~なんて思いつつ、
荒木はすごい奴だぁ~と感心したり。 笑)
平凡な日常では到底味わえない臨場感溢れる緊張を
本の中とはいえ、体感させていただきました。